2015年5月31日日曜日

ONE BROKEN HEART FOR SALE /破れたハートを売り物に


ONE BROKEN HEART FOR SALE
     /破れたハートを売り物に


エルヴイス・プレスリー主演の12作目の映画ングングパレード」からのシングル・リリース。パラマウント作品が「ブルーハワイ」など観光地を舞台にしていますが、これはMGMの作品なのに、右に倣えしたのか、舞台はシアトル、万博会場。大阪で開催された万博の一つ前の万博です。その点も注目の作品です。MGM作品は、この後が「ラスベガス万才」です。

さて、サントラアルバムは傑作揃いで、往年のMGMミュージカルを彷彿させる内容です。


1. ビヨンド・ザ・ベンド
2. リラックス
3. 博覧会に連れていって
4. あなたにそっくり
5. 破れたハートを売り物に
6. 今宵恋して
7. 綿菓子の国
8. おいらの世界
9. ハウ・ウッド・ユー・ライク・トゥ・ビー 
10. ハッピー・エンディング 

そのなから選び抜かれたのがオーティス・ブラックウエルとウインフィールド・スコトの作品「破れたハートを売り物に」とB面に「あなたにそっくり」です。

甲斐バンドの「破れたハートを売り物に」は、エルヴィス版とは無関係。タイトルだけ引用したようです。この曲は劇中、恋したナースにフラれたエルヴィスが半ばヤケクソで歌います。

フラれたのは自分の”愚かさのせい”と言わんばかりに、コミカルに自傷気味のパフォーマンスが聴きどころです。

エルヴィスには天使の側面と悪魔の側面がありますが、この曲では、悪魔なエルヴィスが自分をいたぶるように自分にちょっかいをだすように歌います。バックコーラスも「だよな」「だよな」「アホだよね」というに雰囲気を盛り上げています。





「ワークス・オブ・エルヴィス」には、このように紹介されています。
エルヴイス12作目の映画ング・ヤングパレード」のサンラから先行シングルとしてリリスされ、HOTI00て注目を集めたオーティス・ブラックウエルとウインフィールド・スコトの作によるなかなかキャチーながらパワフルなナンバーで、この60年代前半のヒト・シンルで聴かせるルヴイスのスタイル(特に Oプラックウェルのナンバー)はすごく好きだパック・コーラスはザローメンで、R&Bチャートでも注目を集め(21位)。フィルムパージョンは91年の「エルヴイス・プレスリーコレクター・ゴールド」93年の「ヤングングパレード&アカプルの海に収録されている




2011年2月25日金曜日

ボサ・ノヴァ・ベイビー/ Bosa nova baby


ボサ・ノヴァ・ベイビー/ Bosa nova baby

『ビーチ映画』は63年から66年の間に集中した。
時はケネディ大統領、リーゼントと打って変わってクールカット、歌、踊り、恋、海、サーフィン、そしてなにより親がでてこない、『ティーン映画』と違い家庭不和も離婚もない。若さは永遠。
このジャンルにはフランキー・アバロンが有名。
次々とテレビからスクリーンに登場。往年のベテラン俳優が脇に回って作品に重みを加え、フレッシュな女優が観客動員に貢献した。コニー・スティーブンスやラクエル・ウェルチらもそうだが、なかでもパメラ・ティフィンは最高だった。
エルヴィスのガール・フレンド役で登場しなかったのが不思議だった。

日本でも同じ現象が起こっていて、「太陽の季節」から明るい「若大将シリーズ」に変化したのと同じだ。若大将に登場する星由里子扮する澄ちゃんには家庭がまったく匂わない。また若大将には母親は登場せず愉快なおばあちゃんが登場する。ここでも 登場人物全員に家庭の匂いがなく家庭不和も離婚もない。

62年からサーフィンが映画に押し寄せて、65年まで続いた。
トレンドのコアにはサーフィン・カルチャーがあり、その伝達方法として、サーフ映画と音楽が市民生活に浸透、広がりをみせことになる。
1966年にはサーフィンの古き良き時代を記録した映画「エンドレス・サマー」が公開される。カメラ技術の進歩を得て、サーフィン映画が続々と製作された。


しかしドラックとセックスが解放された社会の到来で、エルビス映画、ビーチ映画など永遠の若さを看板にしたB級映画はその役目を終え、終焉を迎える。
ベトナムへ駆り出される現実、夢を見るには明日は遠くなった。

プロデューサー、ハル・ウォリスにすれば、「GIブルース」はハル・ウォリスのためにエルヴィスが軍隊に行ってくれたようなもので、「ブルー・ハワイ」は唯一プロデューサーの手腕が光ったヒットだと思う。

映画においてエルビス映画はトレンドに乗ろうとしただけで、革新性は全くなかったといえる。革新性がなかったのは人種差別、ベトナムを除けばニュースな時代ではなかったからといえる。
もし革新性を求めるなら映画づくりにおける技法に求めるしかなかったのではないかと思うが、それでエルヴィス自身が輝いたかどうかには疑問が残る。

1969年「イージー・ライダー」は予想もしない大ヒットを記録した。
その背景にはアメリカの現実があった。つまり「イージー・ライダー」はニュース映画だったのだ。
一方、エルヴィスはエンターテイナーとしてラスベガスに向かう。。。

10年後・・・1979年には、「ビッグ・ウェンズデー」「地獄の黙示録」が公開された。ベトナムの傷を背負った映画だ。
あのフランシス・フォード・コッポラ監督&マーロン・ブランドの狂気の映画「地獄の黙示録」に「イージー・ライダー」の監督デニス・ホッパーが出演。ドラック中毒だったは頻繁にコッポラ監督と衝突したのは象徴的だ。
しかし、それ以上に象徴的だと思うのが、ベトナムの海でサーフィン場面が登場することだ。
思えばエルヴィスが麻薬やドラック問題に言及、ニクソン大統領と面談したことが奇異でないことが見えてくる。

俺は言ったよ「頼むぜベイビー、
俺は一日中仕庫して足が鉛のように重いんだ
シャツのすそははみ出してるし
額には玉の汗
彼女は君ったよ
「ボサ・ノヴァ・ベイビー、止まってはだめよ
今は休んでる場合じゃないの」
彼女は君ったよ
「ボサ・ノヴァ・ベイビー、踊り続けるのよ
せっかくノッてきたんだから」
ボサ・ノヴァ
ボサ・ノヴァ

俺は言ったよ
「ちょっと座って飲みながらバンドの演奏でも聞かないか」
彼女は言った
「お酒を飲んでバンドですって
私ならお酒を持ったまま踊れるわ」
彼女は言ったよ「ボサ'ノヴァ・ベイビー、止まってはだめよ
お酒なんて飲んでる場合じゃないの」
彼女は言ったよ「ボサ・ノヴァ・ベイビー、踊り続けるのよ
考えてる暇などないんだから」
ボサ・ノヴァ
ボサ・ノヴァ

俺は冒ったよ「ねえベイビー、ここは暑いけど
外はすごく涼しいよ
1ドル貸してくれれぱガソリン入れて
ドライブにいかないかい」
彼女は言ったよ「ボサ・ノヴァ・ベイビー、止まってはだめよ
ドライブなんてしてる場合じゃないの」
彼女は官ったよ「ボサ・ノヴァ・ベイビー、踊り続けるのよ
でなければ他の人在見つけるわ」
ボサ・ノヴァ
ポサ・ノヴァ…
ボサ・ノヴァ・ベイビーはカッコよかった。
ひたすらカッコよかった。
なぜか自分には植木等がかぶってみえたが、それがカッコよかった。
エルヴィス・プレスリーというと、シャンプスーツより、
白いジャケット、黒いネクタイ、黒いパンツ が真っ先に浮かぶ。
それほど<ボサ・ノヴァ・ベイビー>はカッコよかった。
I said "Take it easy baby, I worked all day

2010年7月20日火曜日

ネヴァー・エンディング


ネヴァー・エンディング

<ネヴァー・エンディング>は、倉本聡・作、杉田成道・演出のTVドラマ『北の国から』を思い起こさせるようなフォーキーなギターの音色とエルヴィスの丁寧さが誠実さを表現して、やさしい空気をかもし出すミディアム・テンポの楽曲だ。

バディ・ケイ、フィル・スプリンガー共作。レコーディング・パーソネルはギター・スコティ・ムーア、ピアノ・フロイド・クレーマー、ドラムス・D.Jフォンタナ、マーレー・ハーマン、コーラスはジョーダネアーズ。<はてなきハイウェイ>で渋いピアノが光りまくるフロイド・クレーマー、ここでも快調だ。

エルヴィスは夜空を風に乗って飛ぶカイトのように歌う。<今夜はひとりかい>を連想させる、少しカマトトぶったパフォーマンスがご愛嬌だが、バックコーラスがスパイシー、忘れられないギターとビター&スイート2乗な雰囲気に彩られて、海辺と満天の星が降り注ぐ情景描写はさすがにエルヴィス・プレスリー。63年5月26日録音。

歌詞だけ見てると加山雄三かと思うような、日本でもフォークとポップスかけあわせたような<空に星があるように><バラが咲いた>というような曲もあるが、そのお手本のような曲だ。なんていっても東京五輪音頭/高校三年生/こんにちは赤ちゃん/Paul & Paula/スキヤキ/が流行していた年ですからね。アメリカ追いかけて平和まっしぐらですよ。

1963年のエルヴィス・プレスリーは若く独身のカリスマ。<ネヴァー・エンディング>ではうっとりさせてやるぞという意気込みが感じられるくらい甘い。だけど誠実さは隠せない。

日が沈む頃、海辺におりて
はるか彼方を見つめてごらん
視界に広がる果てしなき海は
君への愛によく似てる

君に、終わることなく
永遠に続く、終わることなく、永遠に続く
終わりのない愛を捧げよう
(いつまでも続いていく)

真夜中に空を見上げて
星が照らす景色を眺めてごらん
天国に限界がないように
君への愛も限りない

君に、終わることなく
永遠に続く、終わることなく、永遠に続く
終わりのない愛を捧げよう
(いつまでも続いていく)

終わりのない愛を捧げよう
(いつまでも続いていく)
終わりのない愛を捧げよう
(いつまでも続いていく)
終わりのない愛を捧げよう
(いつまでも続いていく)

 エルヴィス・プレスリーが<ネヴァー・エンディング>を録音したこの時期、若い大統領に引率された明るく元気な全米ではポール&ポーラの<ヘイ・ポーラ>、リトル・ペギー・マーチの<アイ・ウィル・フォロー・ヒム>、ボビー・ヴィントンの<ブルー・ヴェルヴェット>、坂本九の<スキヤキ>、ジャンとディーンの<サーフ・シティ>などメロディ・ラインの美しいポップスが相次いでチャートナンバー・ワンになっていた。

 この年(63年)の同時期には、『OO7/危機一発(ロシアより愛をこめて)』が大ヒット、米海軍の原子力潜水艦が日本寄港で問題になっていた。

 女王陛下と007の国イギリスでは前年<ラブ・ミー・ドウ>でメジャー・デビューしたビートルズが、エルヴィスよりビッグになる夢をこめて、4人が12時間1発録りの全力疾走で仕上げた最初のアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』と『ミート・ザ・ビートルズ』を発表、この年、アメリカの評価は低かったがヨーロッパでは爆発的な人気を獲得していた。ジャマイカがイギリスから独立した年でもあった。

 ビートルズはエルヴィスから学んだ誠実さで同じように応えた。ファンが雨に濡れていたら、自分たちも雨の中に立った。コンサートでは深々と頭を下げた。エルヴィス同様にシングルヒットはアルバムに入れないことを守った。ファンに同じものを二度買うようなことをさせたくなかったからだ。アルバムには14曲を用意した。エルヴィスへのいい加減同様にアメリカのキャピトル・レコードは無視して、曲数を2~3曲減らす、ダブらせることをしたが、ポールは「ボクたちのやったことじゃない」と怒り、イギリスでは誠実に守られた。

 <ネヴァー・エンディング>はそんな年に60年録音の<サッチ・ア・ナイト>のB面としてリリースされた。すでにフロンティア魂のケネディは亡く、明るく元気なアメリカも憂鬱なロンドンの霧が似合うようになっていた。

2010年6月10日木曜日

あなたにそっくり


あなたにそっくり

 1963年4月10日、全米で後悔された、エルヴィス・プレスリー12本目の映画「ヤング・ヤング・パレード」
 1962年、シアトルで開催された万博が舞台のラブ・コメディ。

 都会的なアレンジで、大人っぽいエルヴィスが上手に表現されている楽曲が目立つ。なかでもひときわきれいなラブソングが<あなたにそっくり>。

 夜のモノレールの中、印象的な美しい画面の中に、「リアル」「ソウル」を押し隠してしまった曲。それでも、溢れるエルヴィスの真髄が脈々と流れてこんなに素敵。
 エルヴィス映画ベスト5に入るおススめのシーンだ。


花の香りを遠ざけて
青空を隠しておくれ
甘い愛の歌も聞きたくない
あまりに君を思い出させるから
若い恋人たちの抱擁や星や月も
見えないように隠して
そんなことはすべて忘れたいん
だあまりに君を思い出させるから
永遠に苦しむのだろうか
毎日、一生続くのか
君と過ごした一つ一つの
思い出を振り返りながら
それでも君の心が痛まないのなら
二人の愛は実らない運命なのだろう
でもどうか戻ってきておくれ
もしもこれらの事が僕を思い出させるなら


 コミカルで軽快なヒット曲<破れたハートを売物に>のB面としてシングル・リリースされたピアノとコーラスだけのしっとりとした曲。A面を追ってこちらも、チャート・インしている。

 アメリカ、日本でも大人気だったテレビシリーズ『ボナンザ』のローン・グリーンが歌って大ヒットした<Ringo>の作者ドン・ロバートソンの曲。録音でも本人がピアノを弾いている。コーラスはザ・メローメン。

 後年、日本企画のアルバム『バラード』に収録する計画だったそうだが、音質の問題から断念されたらしい。
 『バラード』に収録された<Angel>などと同じくベスト盤には収録されたこともないので、音質を超えて収録され、あまり知られていないエルヴィスの多面な素晴らしさを広く知って欲しかったと思う。

 これは砂糖で隠しているものの、「よし、行くぞ!」で決めた「リアル」「ソウル」に満ちているのです。

 『ヤング・ヤング・パレード』には<今宵恋して><おいらの世界><ハッピー・エンディング><綿菓子の国>など、物語にふさわしいハート・ウォーミングな曲がエルヴィスの柔らかな感情をたっぷり浴びて幸せそうに並んでいる。

現在アルバムは<ボサノヴァ・ベビー>が収録されている『アカプルコの海』とのカップリングでリリースされている。

2010年4月21日水曜日

悲しき悪魔



悲しき悪魔

 <悲しき悪魔>は傑作だ。雨のシーズンにふさわしい。
 天気の変化のような様のオンナの正体を「カミナリ」にしたポップな楽しい曲。
『夢の渚』の<僕の天使よ/エンジェル>を思わせるバラード風の甘いささやきからいきなり<ハウンド・ドッグ>に突入するようなコントラストをミディアムなアップテンポでまとめた快作。いまでも世界的に支持が高く、多くの人に愛されている。特に女性に受けがいい。映画にもよく使われる。死後の世界のラヴ・ロマンスを描いた傑作コメディ映画『シー・デビル』のテーマ曲としても使用された。

R&Bの色が濃いブラッキーな<ハウンド・ドッグ>の「まるでお前は猟犬だぜ!」と違い、かなり明るい陽射しに覆われているような気がするが、ここでのお相手はDEVIL IN DISGUISE 「カミナリ」だったという次第。エルヴィス映画用の楽曲を創ってきたチームのこれは会心の一撃だ。

この曲はボクにとってのロックンローラーとしてのエルヴィス最初にして最後の曲の印象がある。リアルタイムで聴いた唯一の映画用でなかった曲であり、この曲が聞こえてくると必ずジャケットが浮かぶとともに終わりという言葉が浮かぶ。

その印象を裏切らないメンツが揃っている。
ギター/スコティ・ムーア、ベース/ボブ・ムーア、ドラムス/D.J.フォンタナ、マーレー・ハーマン、ピアノ/フロイド・クレーマー、テナー/ブーツ・ランドルフ、コーラス/ザ・ジョーダネアーズ。

ジャケットに使われたのは映画『ヤングヤング・パレード』のスティール写真。完全無敵のロックンローラー、エルヴィス・プレスリーの勇姿である。裏面の<恋のあやつり人形>もオーティス・ブラックウェルの作品だけあって、しっかりしたポップな曲で、シングル盤らしいコンセプトは楽しい。ロックンロールにはシングル盤が似合う。

この曲に続いて<ボサ・ノヴァ・ベビー><ラスベガス万才>など新曲、<サッチ・ア・ナイト><いかすぜ!この恋>など古い曲がとっかえ、ひっかえチャート・インする。お蔵入りしていた<クライング・イン・ザ・チャペル(60年録音)>にははびっくりだ、なんという情感。うまい、すごいと、でもボクにはなぜか不完全燃焼だった。リアルタイムのリリースではないのが不満だったのだ。

期待した。きっともうすぐやってくれる、ロックンローラー、エルヴィスがヒットチャートに登場するぞと。でもボクのイメージしたロックンローラー、エルヴィス・プレスリーは遂に帰ってこなかった。『エルヴィス・オン・ステージ』で不死鳥伝説。でも求めたイメージは違った。

何もそんなにこだわらなくてもいいのだと思う。しかし近所のおニイちゃんで、野球がすごく上手だだったりして、その人が知り合いだというだけで、みんなに自慢したくなる気持ちってあるじゃないですか?その自慢のおニイちゃんが肝心の野球しないものだから、自慢できずにイライラするって感じってあるじゃないですか。それと同じ。こっちの勝手なんですけどね。エルヴィスを知って間もない頃ですよ。すぐにヒットチャートはビートルズをはじめとするブリティッシュ勢が我が者顔で往来していた。おかげでボクは性格がねじれてピエロになってしまった。

このジャケットが大好きです。たった一枚のリアルタイムで聴いた正真正銘のポップなロックンローラー、エルヴィスの45回転のシングル盤。ボクが初めて買ったジャケットもネクタイもパンツも、このジャケットと同じだった。

天使のような姿の君
天使のように歩く君
天使のように喋る君
でも、わかったよ
君は天使を装った悪魔
そうさ、その通り
変装した悪魔だよ

口づけで僕を惑わせて
だまして、おとしいれた
ずっと嘘をついてたね
見た目と中身が違う君

天使のような姿の君
天使のように歩く君
天使のように喋る君
でも、わかったよ
君は天使を装った悪魔
そうさ、その通り
変装した悪魔だよ

天国にいる気分だったのに
全く驚いたぜ
神さま助けて、気づかなかった
君の瞳の中に潜む悪魔に

天使のような姿の君
天使のように歩く君
天使のように喋る君
でも、わかったよ
君は天使を装った悪魔
そうさ、その通り
変装した悪魔だよ

君は天使を装った悪魔
そうさ、その通り
変装した悪魔だよ
そうさ、その通り
変装した悪魔だよ


* You look like an angel
Walk like an angel
Take like an angel
But I got wise
You're the devil in disguise
Oh yes, you are
Devil in disguise

You fooled me with your kisses
You cheated and you schemed
Heaven knows how you lied to me
You're not the way you seemed

* Repeat

l thought that I was in heaven
But I was sure surprised
Heaven help me, I didn't see
The devil in your eyes

* Repeat

You're the devil in disguise
Oh, yes, you are
Devil in disguise
Oh, yes, you are
Devil in disguise

1963年5月26日~28日、ナッシュヴィルBスタジオで録音。サントラ・アルバム『アカプルコの海』のボーナス<がっちり行こう><ラブ・ミー・トウナイト>同じく『キッスン・カズン』ボーナスの<はてしなきハイウェイ><恋のやまびこ>などと共に録音された。この時の録音はエルヴィス他界後に1枚のアルバムのまとめられ『ロスト・アルバム』としてリリースされた。失われないロスト・アルバムだ。





愛ピのエルヴィス・プレスリー コレクション

日本全国男前プロジェクト

ゲンキポリタンのじぶんぢから再生プロジェクト